いずみの環境問題ブッタ斬り

イズミの日々のイトナミや企業における環境活動の実態、法令規格解釈等についてブッタ斬りマス! 皆さん!ぜひ楽しんでイッテね!
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こんばんわ!

本日は一昨日の続きを書きます。

広域認定制度はメーカーが自社の製品を回収し、再資源化を図るための制度になっています。

家電リサイクル法とかとよく似ていますよね。
広域認定制度では、認定を得ることができれば、どんな廃棄物でも回収できます。
条件は、自社で背増販売した製品の回収であることです。

この制度、メーカー責任の延長上にあるので・・・・・チョットおかしなことにもなっています。

まず、再資源化を図るための制度ですので原則論としては回収した廃棄物を100%再資源化しなければなりません。
ここでいう再資源化はマテリアルリサイクルをさし、サーマルリサイクルは指しません。
サーマルリサイクルを主体にしますと、環境省の担当者による審査段階(ヒヤリング)でハネられてしまいます。つまり書類を受け取ってもらえない、となるのです。

また、この制度は、この制度自体でメーカーが利益を得ることを禁じています。
具体的にはどこにも明記はされていないのですが、あくまでメーカー責任の範疇という言葉には、利益を得てはいけない、という意味も含まれているのだそうです。

ですので、廃棄物の回収処分にはおおむね、回収運搬費、処分費(内部処理費および廃棄物処理費)、回収処分体制構築費(処理施設導入費用等)、処理人件費、などなど、けっこうお金がかかります。ちなみ再資源化されていれば産廃扱い(お金を払って再資源化する)でもOKです。





このことから、・・ではありませんが・・・・・いわゆる社内、社外の外注さんでも物流便を回収運搬行為者にあてることができます。(この場合、物流便業者も一緒に環境省に申請することになる。)

さて、産廃の処分単価はいくらでしょうか??


一般的な事業所から排出される、いわゆる混合廃棄物ですと立米あたりで約10000円です。
(収集運搬費込みですが・・・)


広域認定制度で物流便とかを活用しますと、案外コストは安くできます。
(モノや処分方法にもよりますが・・・・)

その意味で、自由に価格を決めることができる広域認定は企業にとっては比較的儲けやすい制度なのではないかと思います。(儲けてはいけないのですが・・・・・)



家電リサイクル法は私はよく知りませんが・・・・・リサイクル料金だけでは、メーカーさんはやっていけませんよね。(補助とかあるのでしょう・・・ね)





もしかしたら・・・広域認定制度は案外いい制度なのかも・・・・





ぜひぜひこの広域認定制度については、各メーカーさんは、どのようなコスト計算になっているのか伺ってみたいものです。まっ赤っかなのか、うっすらと黒いのか・・・・それとも、けっこう利益を取っちゃっているのか?



デハデハ


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コメント
この記事へのコメント
続編、お待ちしてました。
リサイクルの手続きというのは、どうも複雑で頭に入らず、何度も繰り返して読んで、やっとうっすら分かるという感じです。
廃棄物の処理を製造業者が行うことと、広域的(都道府県またがりという意味?)に行うことがポイントと考えればいいんでしょうか?
2009/03/10(火) 00:34:35 | 高峰康修 | #RAa2TALo[ 編集]
あ”ー、
 なにやらだんだん難しい内容になってきました(汗)
メーカーとは何を製造してるメーカーなんでしょう。リサイクルだから食品じゃないですよね?建築資材筆頭に家電が多いと推測しますが・・
その製造品によってメーカーが赤か黒か大分違うと思うんですが、紙とか木材、ペットボトルは黒っぽい。

建築資材や家電は赤でしょうね。価格を落として物を壊れやすく製造してリフォームや製品の買い替えで会社の存続を維持する。デフレでメーカーも切羽詰まってるでしょうね。リサイクルしてないと思う。北に横流し。
2009/03/10(火) 10:37:07 | モリ | #-[ 編集]
儲けたっていいじゃない!
ちょっと専門的になって、業界の裏側的になってきましたね。
こちらでも何回かコメントさせていただきましたが、やっぱり経済的合理性がないと、企業も個人も動かないと思うんです。
CO2を排出しないようにすると経済的に得する、レジ袋をもらわないと徳する、というように、エコな行動が経済的にお得、になるような仕組みを作る事が立法府である国会の役目だと思います。

その意味では、ご紹介いただいた広域認定制度だって、リサイクルを促進することが目的なら、それでうっすらじゃなくて真っ黒でもいい、という制度であるべきだと思います。

毎日勉強になります。頑張って更新してください!
2009/03/11(水) 21:15:21 | さく | #neBEUUqk[ 編集]
Re: タイトルなし
高峰さん>こんばんわ!
この制度のポイントは製造者が回収する場合は産廃屋さんとしての県単位の狭い許可ではなく全国区の広い許可を環境省から認定を得ることができるというものです。

ただ、あくまでこれは廃棄物処理法の範疇ですので、許可を行うところが違うだけで、他はほぼ通常の産廃と同様の手続きや法令順守が要求されます。
2009/03/11(水) 21:41:41 | いずみ | #-[ 編集]
Re: あ”ー、
モリさん
こんばんわ!
難しくなってしまったのは私の表現が悪かったからデスね。
ごめんなさい!
ここでいうメーカーは基本的には何でも良いのですが、食品はすでに食品リサイクル法とかがあるので広域認定には該当はしにくいようです。
でも家電は対象になっていて、認定を得ているメーカーは多数あります。
PCとかも家庭から排出される場合は有料でのメーカー回収の対象に制度的になっていますが、業務用、オフィス用のPCは、このメーカー回収の対象にはなっていません。
ですので各メーカーは呼応域認定制度の中で各オフィスから使用済みPCを回収したりしています。
2009/03/11(水) 21:45:15 | いずみ | #-[ 編集]
Re: 儲けたっていいじゃない!
さくさん>こんばんわ!

ここでいう経済的合理性は回収するメーカー側から見て・・・ということですよね。
回収するメーカーが黒くなる、というのは回収処分者が儲かるということなので、
これは排出者から見ると、回収処理費が高くなり、メーカーに回収依頼をしにくくなる、
となってきます。

そういうこともあり、排出者側からみた回収費を安く抑え、製造者に製品をまわすことによってリサイクルを進めやすくするために、回収者であるメーカーは儲けない程度に料金をとっていいですよ、となっているのかと思います。


個人的にはメーカー回収責任が問われるような製品については全て販売価格に転嫁し、もしその製品が廃棄物になったときには排出者は無償でメーカーに引き渡せる制度を、今以上に作ったほうが良いのではないかと思っています。

こんなこと書くと、結果的に「メーカーが儲けるだけ!」なことになりそうですが、適正な制度のもとに料金を取るのであれば、それは仕方ないと思いますし、どこまでいっても廃棄物の排出者が責任を追う(ここではお金を払う)のに変わりはありませんから・・・・

2009/03/11(水) 21:55:43 | いずみ | #-[ 編集]
いずみさん

追加説明ありがとうございました!
なんか、分かったつもりで、あんまり分かってなかったですね。お恥ずかしい限りです(^^;
2009/03/12(木) 00:29:38 | 高峰康修 | #RAa2TALo[ 編集]
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